中国インターネット情報センター（CNNIC）が4月28日、第45回目となる『中国インターネット発展状況統計報告』を公表し、2019年と2020年初頭における同国のネット普及状況について総括した。

同報告によれば、2020年3月までの中国のネット利用者は9億400万人。2018年末と比較して7508万人増加しており、普及率は4.9ポイント増の64.5％に達した。中でも個人のネットアプリ利用については、着実な発展を続けているという。2020年初頭は新型コロナウイルスの感染が拡大した影響で、全国の小学校～大学の授業がオンラインに移行した。オンライン教育の利用者規模は2018年12月の2億100万人から、2020年3月には110.2％増の4億2300万人に達した。