中国版テスラ「NIO」が好調、20年2Qは売上が大幅増 粗利率もプラスに

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中国版テスラと言われる中国の新興EVメーカー「NIO(蔚来汽車)」は8月11日、2020年第2四半期(4~6月)の決算を発表した。第2四半期、総売上高は前年同期に比べ大幅に増加し、146.5%増の5億2640万ドル(約562億円)となり、蔚来が第1四半期に示したガイドラインの上限を上回った。このうち、自動車の売上高は同比146.5%増の4億9340万ドル(約527億円)だった。

注目すべきは、蔚来の第2四半期の粗利益率が、自動車販売で9.7%、全体で8.4%と共にプラスに転じたことである。2020年6月30日の時点で、同社の現金および現金同等物、制限付預金、短期投資の総額は16億ドル(約1700億円)となっている。

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