世界8位のワイン生産国の南アフリカ、中国市場に期待

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世界8位のワイン生産国の南アフリカ、中国市場に期待

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【新華社ステレンボッシュ10月7日】南アフリカワイン協会のシボーン・トンプソン最高経営責任者(CEO)はこのほど、同国ステレンボッシュの本部で新華社の単独取材に応え、中国は南アフリカワインの主要輸出市場の一つだとし、対中輸出をさらに増やし、中国を南アフリカワインのトップ3、さらには最大の輸出先にしたいとの考えを表明。また、ここ一年の中国市場での南アフリカワインの売れ行きは「特によかった」とした。

トンプソン氏によると、南アフリカワインの輸出のほとんどは欧州向け、中国市場での販売量も順調に増加している。同協会は数年前に上海に事務所を設立。中国市場は南アフリカワインの未来の発展にとって「非常に重要」と認識している。

南アフリカはピノタージュワインとシュナンブランワインの生産で世界をリードしている。ピノタージュは南アフリカ原産、シュナンブランはフランス原産のブドウだが、南アフリカは後者の栽培でも世界一を誇る。南アフリカワインは同国の多彩な風土・風習のたまもので、歴史とイノベーションを兼ね備え、世界的な認証・トレーサビリティシステムも完備している。

南アフリカワイン協会は520の会員団体からなる。同協会の統計によると、南アフリカは世界8位のワイン生産国で、2020年のワイン生産量が世界全体の4%を占めた。

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