バーチャルヒューマン開発の「次世文化」、ネットイースなどから資金を調達

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バーチャルヒューマンを活用するマーケティング会社「次世文化(NEXT GENERATION)」が、シリーズA+ラウンドで資金を調達した。リード・インベスターは「ネットイース(NetEase=網易)」、コ・インベスターは「動域資本(Arena Capital)」、既存株主の「順為資本(Shunwei Capital)」と「創世夥伴資本(CCV)」など。

創業者の陳燕氏によると、次世文化は今後、多様なバーチャルヒューマンIPのラインナップ構築のほか、バーチャルヒューマンのインテリジェント化などを全面的に推進していくとのこと。また出資者であるネットイースを含む複数のプラットフォームと連携し、バーチャルヒューマンを介したエコシステム内での相互運用を進めていくという。

同社は今年9月、マイクロソフトから独立したAI企業「シャオアイス(小冰公司)」と共同で、世界初の人間観察者AI「MERROR」を発表した。MERRORのAIは、AIチャットボット「小冰(XiaoIce、日本では『りんな』)」のフレームワークを一部使用して生成のトレーニングを行ったもので、現在も継続的に反復学習を行っている。

MERRORは人間と会話するだけでなく、会話をより効果的に予測、維持、誘導することが可能だ。

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