BYD、子会社の17億ドル増資発表 NEV事業に新布石

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BYD、子会社の17億ドル増資発表 NEV事業に新布石

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【新華社北京11月30日】中国の電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)はこのほど、完全子会社・比亜迪汽車工業の増資を行い、登録資本を20億5800万ドル(1ドル=約115円)から37億5800万ドルに引き上げることを明らかにした。

BYDは同日発表した公告で、比亜迪汽車工業はBYDDにとって新エネルギー車(NEV)事業の重要な担い手であると指摘。今回の増資は経営と業務発展のニーズに基づくもので、製品研究開発能力と運営能力の向上、会社全体のコア競争力の強化に役立ち、同社の長期計画と発展戦略に合致すると説明した。

また、EV化とスマート化という業界のトレンドに沿い、技術革新を通じてNEVによる化石燃料車の代替を後押しするとともに、自動車のスマート化に必要なソフトウエア・ハードウエア分野への布石を通じて、従来型自動車からスマートカーへの飛躍を実現すると表明した。

特許情報サービスなどを手掛ける智慧芽(Patsnap)の集計によると、比亜迪汽車工業の特許出願件数は現時点で232件に上り、主にエンジンや軌道車両、軌道車両台車、軌道交通などの技術分野に集中している。うち発明特許が62件、実用新案が149件で合計211件となっており、91%を占める。一般に、意匠以外の特許が占める割合が80%を超える企業は特許研究開発技術が高いとされる。

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