シャオミ4~6月期は減益も、EV事業が加速 スマホ不振を「ハイエンド化」と「車」でカバー

中国スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)は8月18日、2026年4〜6月期決算を発表した。売上高は前年同期比6.1%減の1089億元(約2兆6000億円)、純利益は同20.3%減の94億6300万元(約2300億円)、調整後純利益は同42.6%減の62億元(約1500億円)だった。メモリ半導体など部品コストの上昇とスマートフォン市場の競争激化を受け、主力のスマートフォン事業は厳しい状況が続いた。

4〜6月期のスマートフォン事業の売上高は421億元(約1兆円)と、前年同期を7.5%下回った。世界市場でのスマートフォン出荷台数は約26%減の約3120万台だった。一方、中低価格帯モデルを減らし、製品構成を見直した結果、平均販売価格(ASP)は前年同期比25.9%上昇の1351元(約3万2000円)と、過去最高を記録した。ハイエンド化が出荷台数の大幅な落ち込みを一定程度相殺したが、部品コストの上昇を吸収しきれず、スマートフォン事業の粗利益率は11.5%から8.5%に低下した。

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スマートフォン事業に対し、スマートEV、AIなどの新規事業は、シャオミの新たな成長エンジンとなっている。同事業の4〜6月期売上高は249億元(約6000億円)に拡大し、グループ全体の売上高の約23%を占めた。前年同期比、前期比ともに2桁増となった。うちスマートEVの売上高は前年同期比15.9%増の約239億元(約5700億円)だった。納車台数は同28.2%増の10万4200台に達した。

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ただし、自動車などの新規事業は依然として投資段階にあり、4〜6月期の営業損失は約26億元(約620億円)に上った。盧偉氷(ルー・ウェイビン)総裁は決算説明会で、現状の勢いが続けば自動車事業は下半期に単四半期黒字化が可能になるとの見通しを示した。シャオミは2026年の年間納車目標を55万台に設定し、2027年には欧州EV市場への本格参入を計画している。

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(36Kr Japan編集部)

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