1年で本を200冊読むための簡単な4つのステップ
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ウォーレン・バフェットはかつて成功の秘訣として「毎日500ページの読書をすること」を挙げた。「本が我々に教えてくれるのは、知識をどのように生かすかということ。毎日の読書を習慣化するのは、実は誰にでもできる。ただ、多くの人がそれをしないだけだ」とも語っている。
36Krのライターが実際、2年間にわたってこれを実行してみた。毎日必ず500ページを達成したわけではないが、合計400冊以上を読破し、人生の指針など大きな収穫を得たという。1年200冊の読書を習慣化した感想は、「やろうと思えば誰にでもできる。ただし、それにはいくつかのコツがある」。今回は彼が編み出した4つのコツを紹介する。
1.始める前からあきらめるな
「1日に500ページを読む」と聞いて、ほとんどの人はよく考えもせずに「それは無理だ」と決めつける。そして、「時間がない」「読書は苦手」など「できない言い訳」を考えはじめる。具体的に計算してみてほしい。1日に500ページ、あるいは1年に200冊読むためにはどのくらいの時間がかかるのか?どうすればよいのか?考えてみれば分かるはずだ。実際はできるということを。
2. どのくらいの時間がかかるのか、実際に計算してみる
1年に200冊読むための所要時間は? ここで2つの統計データをご紹介する。
アメリカ人は1分間で平均200~400文字を読める。
小説以外の書籍の平均文字数は5万字である。
年間200冊を読破するなら……
総文字数:5万字×200冊=1000万字
所要時間:1000万字÷400字/分=2万5000分→2万5000分÷60=約417時間
年間200冊読むための所要時間は、417時間だ。1年で417時間を捻出するのは無理と思うだろうか。ならば、次へ読み進めていただきたい。
3. 時間をみつける
アメリカ人がSNSを閲覧したりテレビを視聴したりするのに、1年でどのくらいの時間を費やすか、ご存知だろうか?
SNSには年間608時間、テレビには年間1642時間、合計2250時間を費やしている。読書に417時間を割くのは難しいだろうか?
もちろん、我々は気が散りやすく、意志が弱い。大事なことは後回しにしがちだ。ダラダラとゴシップ記事を追ったり昼メロを見たりする時間を読書に充てるのは、確かに難しいかもしれない。
4. 実行する
読書は大切だと誰もが知っている。誰もがもっと読書をするべきだと分かっている。しかし、多くは挫折してまう。その最も大きな理由は「継続ができない」ということだ。
完ぺきではないかもしれないが、読書を習慣化するための方法を以下に紹介する。
■環境づくり
禁煙と同様に困難が伴うデジタルデトックスだが、読書時間を確保するならぜひとも行いたい。読書を邪魔するものを周りから排除するのだ。そして、いつでも本が手に取れる環境を作ろう。

上の写真は、旅行先のタイで撮影したものだ。頻繁に旅行をしても、それが読書を妨げる理由にはならない。宿泊先でもあちこちに本を置いて、すぐにでも開けるようにしておくのだ。

上の写真は、スマートフォンのホーム画面だ。ホーム画面から立ち上げられるアプリは2つしかない。ひとつはKindle、もちろん読書に使うものだ。もうひとつはタスク管理ツールのHabiticaだ。
■習慣化する
意志力で生活を変えるのは得策ではない。たいていは残念な結果に終わるからだ。それよりも、行動を習慣化するほうが効果的だ。習慣化の方法については多くの参考書籍がある。もし身に着けば、お金に替えられない財産となるだろう。
■とにかく読む。手段を選ばず、本を選ばず
読書によって広く物事に通じるようになりたいなら、とにかくたくさん読むこと。たくさん読むには場所や時間を選ばないこと。紙の書籍でも、電子書籍でも、オーディオブックでも、何でも読むことだ。
読書にあたってのたった一つのルールは、「読む機会があるなら、読む。機会がないなら、その機会を作れ」だ。
最後にノーベル賞作家オルハン・パムクの小説「新しい人生」から一節を紹介しよう。「ある日、一冊の本を読んで、ぼくの全人生が変わってしまった」。