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【新華社北京1月30日】香港の調査会社カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチはこのほど発表したリポートで、欧州市場では第5世代移動通信システム(5G)に対応するスマートフォンが急速に普及しており、5Gスマホの低価格化がその大きな要因になっているとの見解を示した。
欧州市場では、中国のスマホブランド「realme(リアルミー)」が5Gスマホ低価格化の主なけん引役を務め、最も急速に伸びている5G対応アンドロイドスマホブランドとなっている。同ブランドの欧州販売台数は20年第3四半期(7~9月)から2021年第3四半期までの間に8.6倍に膨らみ、韓国サムスン、中国勢の小米(シャオミ)、OPPO、OnePlus(一加)に次いで5位に入った。なお、1年前は上位10位圏外だった。
21年第3四半期に販売された定価250~499ドル(1ドル=約115円)の中価格帯スマホのほとんどは5Gスマホで、その割合は前年同期の21%を上回った。リアルミーの欧州市場での大ヒットモデルは5G対応の「realme 8 5G」で、同ブランドの5Gスマホ販売全体の30%近くを占めた。このモデルは現在の欧州市場で価格が最も安い5Gスマホでもあり、小売価格は199ユーロ(1ユーロ=約128円)となっている。これにより、欧州市場では21年第3四半期の5Gスマホ平均販売価格が550ドルを割り込み、第1四半期(1~3月)の620ドルを下回った。
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