中国EV、エクアドル市場で好調 BYDシェア4割

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

新華社EXCITEのRSSに登録大企業注目記事

中国EV、エクアドル市場で好調 BYDシェア4割

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

南米のエクアドルで中国メーカーの電気自動車(EV)が好調だ。エクアドル自動車企業協会(AEADE)が発表した1~10月の同国のEV販売台数は1104台で、前年同期比8割増えた。うち中国電気自動車(EV)大手比亜迪(BYD)は489台で、最大の約44%を占めた。

イーロン・マスク氏、中国EVメーカーに警戒感「貿易障壁なければ世界の同業を駆逐」 

エクアドルの消費者に人気のEVトップ3モデルはいずれもBYDのコンパクトカー「シーガル」、コンパクトSUV(スポーツタイプ多目的車)「元PLUS」、ハッチバック「ドルフィン」となっている。

BYDエクアドルのブランドマネジャーを務めるサンティアゴ・メナ氏は、BYDは2年足らずでエクアドルで最も人気のあるEVブランドになったと胸を張る。「消費者のニーズ、期待、予算、ライフスタイルに合った多様な選択肢の提供がBYDの重要な運営戦略の一つだ」

エクアドルのEV市場ではBYDだけでなく、「零跑(Leap Motor)」「東風(Dongfeng)」「開沃(Skywell)」などの中国ブランドもよく売れている。メナ氏は中国EVの好調の理由について、品質の高さや機能がそろっていること、斬新なデザインなどだけでなく、現地の人々の環境意識がますます高まっていることも関係していると指摘する。

中国吉利と百度のEV合弁がまさかの経営破綻。複数部門解散、CEOが従業員に包囲され大揉め

中国とエクアドルの間では今年5月1日に自由貿易協定(FTA)が発効された。メナ氏は、BYDを含む中国の自動車ブランドがFTAを追い風により多くのエクアドルの家庭に入るよう期待していると述べた。(新華社キト)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録