中国、新エネ車比率が初の6割超 主因は「EV増」でなく「ガソリン車減」
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全国乗用車市場信息聯席会(CPCA)によると、2026年4月の中国の自動車販売における新エネルギー車(NEV)の割合は61.4%に達し、初めて60%を超えた。注目すべきは、NEV比率急上昇の主因がNEV販売の増加ではなく、ガソリン車の急減にある点だ。4月のNEV小売台数は前年同月比6.8%減の84万9000台だったが、ガソリン車需要はさらに急激に縮小している。ガソリン車の販売台数は前年同月比の36万5000台減で、乗用車販売の減少分の84%を占めた。
メーカー別では、中国ブランドのNEV普及率は80.1%に達した一方、高級車メーカーでは26.1%、主要な合弁メーカーでは14.1%にとどまった。中国メーカーと合弁メーカーのEV化格差は開く一方だ。販売台数を動力タイプ別で比較すると、純電動(BEV)が57万9000台で、NEV全体の68.2%を占め、依然として主力となっている。プラグインハイブリッド車(PHEV)は19万2000台で前年同月比25.4%減。レンジエクステンダーEV(EREV)は7万9000台で同11.1%減だった。

市場全体 — 2026年4月 小売・輸出分析表
市場全体では、4月の乗用車販売が前年同月比21.5%減の138万4000台だった。ガソリン車の販売低迷が続き、NEVの伸びも鈍化する中、縮小傾向が続いている。一方、輸出は好調だった。4月の乗用車輸出台数は前年同月比80.7%増の76万9000台となり、このうちNEV比率は初めて50%を超えた。
(36Kr Japan編集部)