海外初の中核製品ライン——島津製作所、中国で半導体向けターボ分子ポンプの現地生産を開始

精密機械大手の島津製作所の中国子会社、天津島津液圧(天津市西青区)はこのほど、1200万元(約2億8000万円)余りを投じたターボ分子ポンプの生産ラインが稼働を開始したと発表した。

ターボ分子ポンプは半導体産業で重要な真空部品で、今回の生産ラインは同社が海外に初めて設置する中核製品の生産ラインとなる。半導体やコーティング、太陽光発電などのハイエンド製造分野に広く用いられる。

島津製作所の上席執行役員で、産業機械事業部長兼フルイディクス事業部長の田中雅彦氏は、新ラインは拡大を続ける中国市場と同社の現地化戦略に合わせた重要な措置の一つで、市場シェアの強化・拡大を目指していくと語った。

天津島津液圧第2製造部の田中岳部長は、西青区には日系企業が多く、その風土や管理モデル、労働習慣を理解している人材を集めやすいと指摘した。

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島津製作所は1980年以降、北京や上海、広州、瀋陽、成都などに相次ぎ拠点を設立。現在は中国国内に八つの子会社を持つ。天津島津液圧は1994年に設立され、ギヤポンプ、コントロールバルブなど油圧製品の開発、製造を手掛けている。【新華社天津】

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