【新華社北京8月10日】中国のスマートフォンメーカー、小米集団（シャオミ）が国内半導体チップメーカーへの出資を加速させている。今年に入ってから既に20社を超え、出資先は累計で60社以上に上る。

企業情報サイト「天眼査」によると、傘下の投資ファンド「湖北小米長江産業基金」や創業者の雷軍氏が代表を務める投資コンサルティング会社「順為資本」などを含めたグループ全体で、人工知能（AI）チップやディスプレードライバーチップ、アナログチップ、センサーチップの開発などを手掛ける国内メーカー20社超への出資を実施した。半導体チップのエコシステム企業への出資も300社を超えている。

これまでに出資した企業のうち、複数が上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」への上場を果たした。現在も複数の企業が新規株式公開（IPO）に向けた準備を進めているという。

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