中国のEC大手「京東集団（JDドットコム）」が、2021年第4四半期（10〜12月）および通期決算を発表した。

第4四半期の売上高は、前年同期比23%増の2759億元（約5兆800億円）。市場予想は2749億3900万元（約5兆600億円）だった。最終損益は52億元（約9600億円）の赤字。前年同期は243億元（約4470億円）の黒字だった。調整後の純利益は、50%増の36億元（約660億円）となり、市場予想の25億6100万元（約470億円）を上回った。2通期の売上高は前年比27.6%増の9516億元（約17兆5000億円）となった。

21年12月31日までの12カ月間のアクティブユーザー数は約5億7000万人で、この1年で1億人近く増加した。増加数の7割は地方市場のユーザーだった。

（36Kr Japan編集部）