OPPO、折りたたみスマホ「Find N6」を日本初投入 31万8000円、アップル参入前に先手か
中国スマートフォン大手のOPPOは4月15日、折りたたみ型スマートフォン「OPPO Find N6」の日本での販売を一部チャネルで順次開始した。同社が折りたたみ型端末を日本市場に投入するのは今回が初めてとなる。希望小売価格は31万8000円(512GBモデル)。
Find N6は約8.1インチの内側ディスプレーと約6.6インチの外側ディスプレーを備える横折り型モデル。独自の4軸ヒンジ構造と自己修復型ガラスの採用により、折りたたみディスプレーの折り目を極力抑えた設計とした。
カメラには約2億画素の広角センサーを含む複数レンズ構成で、バッテリー容量は6000mAhと折りたたみ型としては大容量となっている。プロセッサーにはQualcomm製「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載し、RAM 16GB・ストレージ512GBを備える。防水性能はIPX6・IPX8・IPX9に対応する。
普及率1%未満の市場に挑む

折りたたみスマートフォンは日本国内ではまだ普及途上にある。MM総研によると、2023年度の国内販売台数は約22万5000台とスマートフォン全体の1%未満にとどまっている。高価格帯であることに加え、耐久性への懸念が消費者の購入をためらわせている面もある。ただし大画面を活用したマルチタスクやビジネス用途を中心に需要は広がっており、市場拡大の可能性がある。
日本市場では米アップルのiPhoneが過半数のシェアを占めており、中国メーカーにとって参入障壁は依然として高い。OPPOは2024年末に高価格帯モデル「Find X8」を投入するなど、プレミアム市場への展開を強化してきた。
折りたたみスマートフォンを巡っては、アップルも年内に発売するとの観測が広がっており、実現すれば市場全体の拡大を後押しする可能性がある。OPPOとしては先行投入により、日本の高価格帯スマートフォン市場で存在感の向上を図る狙いがあるとみられる。
(36Kr Japan編集部)