7月27日、BMWはテンセントとデジタルパートナーシップ協定を締結し、「TAI（Tencent Auto Intelligence）」の車載アプリ「騰訊小場景（WeScenario）」と「微信車載版（In-car WeChat）」をBMWの車両に搭載することで合意した。WeScenarioは中国で年内にもローンチされる。 BMWによると、WeScenarioはモビリティ用の特別仕様で、ダウンロードやインストールの必要がなく、アップデートはクラウド上で行い、音声で操作できるので、運転中の使用に適しているという。またIn-car WeChatも音声のみで操作できるため、運転しながら安全にチャットを続けることが可能とのこと。

中国市場およびユーザーの多様なデジタル化に対するニーズを満たすため、BMWは中国において本国ドイツに次ぐ規模の研究開発システムを構築した。また研究開発スタッフ1100人のうち、約3割をデジタル開発エンジニアが占めている。