京東が個人向け宅配参入。全国1時間内の集荷実現目指す
公開日:
京東集団(JD.com)の物流子会社、京東物流は18日、北京で開催された2018年グローバル・スマート・サプライチェーン・サミットで、個人向け宅配サービス「京東宅配(JD Express)」を北京、上海、広州で開始したと発表した。京東のアプリ、微信(We Chat)公式アカウント、微信のミニプログラムから集荷を依頼できる。将来的には全国で、1時間以内の集荷体制を確立する。
京東の発表を受け、宅配大手の順豊控股(SFエクスプレス)の株価は一時3%下落した。
京東宅配はまず3都市でサービスを開始し、来年30~50都市に拡大。状況を見ながら全国展開を目指す。北京、上海、杭州、武漢などでは近いうちに、隣接都市間の当日配送と、1時間以内の集荷体制を実現する。
京東物流は9月、北京で個人向け宅配の試験運営を始めていた。南方都市報の報道によると、配送価格はおおむね順豊と同水準になるという。
同社の王振輝CEOは、「個人向け宅配市場は非常に大きい。今はライバルのことは考えず、消費者によりよい体験を提供することを重視していく」と語った。また、「京東の配送員は全て自社スタッフで、配送の安全性を担保できる。中国では非常に難しいことだろう」と自信を示した。
(翻訳・浦上早苗)