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一年以上にわたって、様々な問題に直面していた「熊猫直播(PandaTv)」だが、最後はライブ配信事業に終止符を打つことを余儀なくされた。
36Krの調査によると、3月7日夜、熊猫直播の創業者兼COOである張菊元氏が社内のグループチャットにおいて、会社は従業員を解雇せざるを得ないため、熊猫直播を終了させると発表したという。
熊猫直播の経営上の問題は今に始まったことではなかった。以前36Krも独自に報道したように、熊猫直播はかつて直接テンセント(騰訊)やインターネット大手「網易(ネットイース)」、ゲーム実況などのライブ配信プラットフォーム「虎牙直播(Huya)」、「闘魚(Douyu)」、「触手直播(Tentacle)」などと買収について交渉すると同時に、資金調達についても積極的に模索してきたが、結果が出なかった。
張氏は社内向けメッセージの中で、熊猫直播がこのような結末を迎えたのは「22ヶ月にわたって外部資金の注入が全くなかった」ためとし、かつて「少なくとも5つの出資先をあたった」が、資金難を解決することはできなかったと語った。負債額は7億元(約114億円)を超える。
3月上旬、テンセント(騰訊)は、熊猫直播が同月破産を申請するというスクープを報道。全従業員には慰謝料として半月分の給料が支給されるという。インターネット上には、張氏のアシスタントが社員専用のグループチャット内で、同社社員のためにすでに多くの求人を斡旋している画面のスクリーンショットが掲載されている。36Krの調査では、熊猫直播の副総裁である庄明浩氏はこれ以前にすでに離職していることが判明している。
公開資料によると、熊猫直播は2015年7月、王思聡氏が設立。三か月後正式に主力事業であるゲームライブ配信をスタート。プラットフォームが契約した有名女優のアンジェラ・ベイビーや数多くの有名バラエティー番組を生み出している制作会社「上海燦星文化伝媒股份有限公司(canxingmedia)」と合同制作したライブ配信トークショー「小葱秀」や「hello、女神」などはかつて広く注目を集めた。
あるデータによると王氏は現在「上海珺娯文化有限公司(ijunyu.net)」を通して間接的に同社の株を40.07%保有。セキュリティソフト大手「北京奇虎科技有限公司(www.360.cn)」が19.35%の株式を保有している。
(翻訳:山口幸子)
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