乳牛100万頭に「クラウドドクター」が対応 乳製品大手「蒙牛」がアリババと提携

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

短信

乳牛100万頭に「クラウドドクター」が対応 乳製品大手「蒙牛」がアリババと提携

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

2019年6月、アリババグループ傘下のクラウド事業アリババクラウド(阿里雲)と中国乳製品大手「蒙牛(Mengniu Dairy)」は、戦略的パートナーシップを締結してアリババクラウドの技術的エンパワーメントによる「生乳産地のデジタル化」を始動させ、「インテリジェントデジタル牧場(数字奶源智慧牧場)」システムを新たに開発した。これにより蒙牛は、乳製品業界で他社に先駆けて生乳産地のデジタル化を実現させた。

蒙牛のインテリジェントデジタル牧場システムは現在、800以上の牧場で飼育される100万頭の乳牛に「クラウドマネージャー」や「クラウドドクター」を提供している。各々の乳牛ごとに異なる発情周期にもとづき、それらを細かいグループに分け、栄養バランスの異なる飼料を自動的に給餌することにより、生乳生産牧場の生産量などについて正確な見通しを可能にしている。これこそまさにデジタル化・インテリジェント化の真骨頂と言える。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録