ファーウェイ、BYDら中国巨頭、アフリカの新エネ産業への投資継続 グリーン発展後押し

南アフリカのヨハネスブルグでこのほど、アフリカ最大の再生可能エネルギー見本市「ソーラー&ストレージライブアフリカ2026」が開かれた。通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)や車載電池大手の寧德時代新能源科技(CATL)、電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)、太陽光パネル大手の隆基緑能科技(ロンジ)などの中国勢を含め、世界中から650社以上が出展した。業界関係者は、アフリカの新エネルギー市場は大きな将来性があるとし、近年は中国企業が現地で持続的かつ安定的な投資を行っており、アフリカのグリーン(環境配慮型)発展により多くの機会をもたらすとの見通しを示した。

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隆基緑能科技の葉霄漢アフリカ地域担当総経理は新華社のインタビューに対し、同社がこの見本市に参加するのは今年で3回目だとし、アフリカの急速に成長する市場で新たな成果を上げ、顧客により良いソリューションを提供し、より多くの価値を生み出すことへの意気込みを示した。

アフリカの太陽エネルギー資源は世界トップレベルで、ソーラー産業の発展は天然の優位性があるとの見方も示した。同時に、アフリカのエネルギー需要の持続的な増加に対して従来型の電力系統に手薄なところがあり、電力供給の不足が比較的大きく、それが再生可能エネルギーの発展の大きなチャンスをもたらすと強調した。

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南アの電気機器卸売大手ARBエレクトリカル・ホールセラーズで営業を担当するザンダー・フォーリー氏によると、同社は複数の中国企業と協力関係にあり、関連事業は急速な成長段階にある。中国の新エネ企業の南ア進出が続いていることは、業界の大きな成長性を示すという。

ここ数年、BYDなどの中国新エネルギー車(NEV)メーカーは事務所設立や現地との協力、事業展開などを通じ、南アを含むアフリカ市場への進出を拡大し、現地の消費者により多様でグリーンな移動の選択肢を提供している。

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中国広汽埃安新能源汽車が展開する新エネ車ブランド「埃安(AION)」を扱う南アのディーラーのスタッフ、ジャフター・マポーニャさんは会場で、今回展示されたモデルは今年後半に南ア市場に投入される可能性があるとした。

電力系統の自動化を手がける南ア企業のマイケル・テアナン氏はBYDの展示ブース見学後、出展する中国ブランドが増え続けており、業界に新たな協力の可能性と発展のチャンスがもたらされるとの見通しを示した。

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【新華社ヨハネスブルグ】

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