7月9日、国際的な大手コンサルティング会社であるGartnerとIDCの2社が、2020年第2四半期における世界PC出荷台数の統計を発表した。

Gartnerのデータによると、同四半期の世界PC出荷台数は、前年同期比2.8%増の約6481万台だった。IDCのデータはより楽観的で、全世界の出荷台数は前年同期比11.2%増の約7226万台となっている。PCの販売数増加は、コンピューターメーカーのサプライチェーン回復、及び新型コロナウイルス流行期間中の在宅勤務長時間化によるノートパソコンに対する需要の急増という2つの要因によるものだ。

またGartnerとIDCは、同四半期におけるPCメーカー別の出荷台数統計も取っており、それぞれ上位4社にヒューレット・パッカード（HP）、レノボ（聯想）、デル、アップルが入った。